https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72491
現代ビジネス 2020年5月11日
種苗法改正には多くの懸念がある。触れ込みは「シャインマスカットなどの優良品種が国外に持ち出されているが、現行法では対応できないため」ということだが、この法律改正でそれを防ぐことはできない。やるべきことは海外の各国でしっかりと品種登録をすることであり、それは今後も変わらない。それよりも安倍農政でやってきたこれまでの一連の流れを考察すると、別の狙いが見えてくる。食は国家にとって何よりも大事なことのはず。しかし、今の政治はそれをないがしろにしている。